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浦臼内川橋から続く町道に、もう一つのセン無50規制区間がある。

道道1159号との交差点に到着。

交差点の先は、手前と同じ50km/h規制でありながら、中央線が途切れている。

交差点の先には、いかにも地方ローカルっぽい青看があった。「三軒屋農道　岩内 1.8km」

少し進むと、ト型交差点で道が右に分岐する。

右が本線という案内は特に無いが、50km/h規制標識が右の道に設置されている。
事実、直進先の道もGoogleストリートビューで調べてみたが、これ以上50km/h規制の標識は現れなかった。
つまり、50km/h規制の対象道路はここで右に折れていたのだ。

くぃっと曲がった標識柱(通称：標しくぃ)が、路傍で実に弱々しく倒れる時を待っている。

右へ曲がっても、まだセン無50規制は続いている。
この間、一度も中央線が復活していないので一連の「セン無50規制区間」としてカウントしている。

更に一度右へ折れながら走ること約1.5km。先程と同様のローカル青看を前にして、一連のセン無50規制区間は終わりを迎える。

こちらにも同じ名前の農道が記された標示があるから、やはりこの区間は三軒屋農道という一連の道らしい。

横切る道は、学園都市線沿いを南北に結ぶ国道275号であり、寄り道するまで走ってきた道でもある。
私はここを左折し、夜明け前の札幌へと向かった。

【完】

北海道樺戸郡浦臼町字晩生内(r1159交点)～字ヲソキナイ(R275交点)

■ 浦臼町の2km級長大｢セン無50規制｣